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『源氏物語』薫の「きよら」考
https://doi.org/10.15020/00001778
https://doi.org/10.15020/0000177811306fd9-c687-4264-81ac-a0aca0b6aa35
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2020-06-29 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 『源氏物語』薫の「きよら」考 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 源氏物語 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | きよら | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | きよげ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 視点 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15020/00001778 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
岸, ひとみ
× 岸, ひとみ× KISHI, Hitomi |
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著者 所属 | ||||||
値 | 同志社女子大学大学院生 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 『源氏物語』横笛巻において、光源氏が幼い薫に対して、「かれはいとかやうに際離れたるきよらはなかりしものを」と思ったことが記され、薫に、実父の柏木にはない「きよら」を見出している。薫は成人してからは「きよげ」と評され、「きよら」は否定されている。 従来から、薫におけるこの美的評価の変更は、語り手によるものだと捉えられてきた、しかし、これは源氏が薫を評したものであり、語り手の意図によって変えられたと解する前に、源氏がなぜ薫を「きよら」であると思ったのか、その意識を考察した。語り手(草子地)において、人物を「きよら」または「きよげ」だとした場合は、物語の中の客観的評価である。しかし、登場人物が特定の人に対してそう思った場合は、その人物の主観による評価なので、その者の意識が作用している。源氏が特定の人の顔に対して「きよら」と思う場合には、自分の顔が意識されている。 薫に対して用いた「きよら」という語が、源氏に、薫が柏木の子ではなく、自分の子だという意識を喚起している。源氏が薫を我が子と思えるようになったことで、薫は物語の主人公性を継承することになる。 |
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書誌情報 |
同志社女子大学日本語日本文学 巻 31, p. 67-83, 発行日 2019-06-30 |
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出版地 | ||||||
出版者 | 京都 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 同志社女子大学日本語日本文学会 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 09155058 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10175460 | |||||
資源タイプ | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
ID | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | AN10175460-20200702-67 |