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アイテム
相互作用の大きさが阻害を受ける薬物の肝抽出率に依存することの新しい見方とそれに対する解析
https://dwcla.repo.nii.ac.jp/records/333
https://dwcla.repo.nii.ac.jp/records/3330b568112-829a-4071-ae96-3b3dcbeffcb0
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2011-12-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 相互作用の大きさが阻害を受ける薬物の肝抽出率に依存することの新しい見方とそれに対する解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
別タイトル | ||||||
その他のタイトル | Dependence of drug-drug interaction on hepatic extraction ratio of the victim drug | |||||
著者 |
伊賀, 勝美
× 伊賀, 勝美× IGA, Katsumi |
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著者 所属 | ||||||
値 | 同志社女子大学薬学部医療薬学科 | |||||
著者所属(翻訳) | ||||||
値 | Doshisha Women's College of Liberal Arts, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Department of Clinical Pharmacy | |||||
著者 外部リンク | ||||||
表示名 | 同志社女子大学研究者データベース - 伊賀勝美 | |||||
URL | http://research-db.dwc.doshisha.ac.jp/rd/html/japanese/researchersHtml/2691/2691_Researcher.html | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | CYP1A2の強力な阻害剤であるフルボキサミンとの併用において異常に大きな相互作用を引き起こした事例に対し、肝消失モデルとしての well-stirred モデルに代わる tanks-in-series モデル (タンクの数は5〜10個) を仮定することにより、相互作用の大きさ (RAUC) を解析した結果、それは阻害剤の酵素阻害活性 (Ai) のみならず、Victim 薬の肝抽出率(Eh) により決まることが説明できた。例えばラメルテオンのような初回通過効果の大きい薬物 (Eh=0.98) とフルボキサミンの併用では RAUC は Ai 値 (投与量200mgのフルボキサミンの場合は約15〜18) に、さらに7〜8倍したものとなり、そのことを考えれば実際の相互作用の大きさをうまく説明ができることがわかった。 また阻害剤の酵素阻害活性 Ai は、Victim 薬の肝クリアランスに対する各 CYP 分子種の寄与率と限害剤の持つ各分子種においける阻害定数、さらには阻害剤の酵素近傍の遊離形濃度で決まると考えられるが、それらの特性を設定することにより、フルボキサミンとの併用で生じた様々な薬の相互作用の大きさを同時にシミュレーションすることができた。なおシミュレーションにおいては、Iu 値としては Obach らが提唱する肝入口最高血漿中遊離形濃度ではなく、むしろ平均血中遊離形濃度値とするほうが、阻害剤との時間差投与の相互作用の事例に対しても矛盾なく相互作用の大きさを説明できることが示唆された。しかしその場合は、極端に小さい阻害定数を設定しなければならなく、その桜拠については今後明確にされるべき課題といえる。 |
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内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 論文 (Article) | |||||
書誌情報 |
同志社女子大學學術研究年報 en : Doshisha Women's College of Liberal Arts annual reports of studies 巻 62, p. 93-105, 発行日 2011-12-22 |
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出版地 | ||||||
出版者 | 京田辺 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 同志社女子大学教育・研究推進センター | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 04180038 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0016561X | |||||
ID | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | AN0016561X-20111222-93 |