@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00000903, author = {吉海, 直人 and YOSHIKAI, Naoto}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20150331-L1, 『源氏物語』の「さだ過ぐ」に注目し、広く用例を調査したところ、『源氏物語』の用例が突出して多いことがわかった。また初出の『万葉集』から『うつほ物語』までは「時期を逸する」意味で用いられていたものが、『枕草子』以降は「盛りを過ぎる」意味に転換していることもわかった。『源氏物語』においては、三十歳台から五十歳台までの幅広い年齢に用いられている。特に滑稽味を出した源典侍の五十歳台の例や、自嘲的な朝顔斎院・宇治大君の三十歳前後の例が特徴的であった。『源氏物語』は「さだ過ぐ」の多用によって、幅広い年齢層の多用な恋物語を展開しているといえよう。}, pages = {1--14}, title = {『源氏物語』「さだ過ぐ」考}, volume = {15}, year = {2015}, yomi = {ヨシカイ, ナオト} }