@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00000788, author = {安永, 美保 and YASUNAGA, Miho}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in language, literature, and culture of the Graduate School of Doshisha Women's College of liberal arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20110331-83, 小槌義雄氏御所蔵の『源氏小鏡』に類すると思われる写本を拝見する機会があり、翻刻の御許可をいただいた。この小槌氏蔵本は新出本で、紹介もされていない。そこで、今回翻刻・紹介する次第である。  書名は表紙左肩題簽に「源氏小鏡下」とある。また、表紙中央大字の「源氏鏡下」は後に書き込まれた可能性が高い。本文は十行書きで、巻名の後にあらすじとその巻で詠まれた歌がいくつか収録されている。  題簽にある『源氏小鏡』は『源氏物語』代表的な梗概書の一つであり、伝本や異本も多数存在する。したがって、本書も『源氏小鏡』に類するものと考えた。しかし、残念ながら上巻は失われており、『源氏小鏡』に類するものであるということ以外、章だてや書写した人物・年代等に関する情報は不明である。しかも、確認できた公刊されている『源氏小鏡』の中に小槌氏蔵本と類似した本文をもつ本はなかった。巻の前半部分や見返しのないことから断定はできないが、『源氏物語』の梗概書の新出写本である可能性がある。}, pages = {83--104}, title = {『源氏小鏡下』の紹介と翻刻 (1)}, volume = {11}, year = {2011}, yomi = {ヤスナガ, ミホ} }