@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002401, author = {岡山, 寧子 and Okayama, Yasuko}, journal = {同志社女子大學學術研究年報, Doshisha Women's College of Liberal Arts annual reports of studies}, month = {Jan}, note = {application/pdf, AN0016561X-20230109-37, 伊藤てつは、キリスト教と共にあった中で、梅花女学校でのリベラルアーツといわれる先進的な教育を受け、高い教養と英語力を身につけた上で、京都看病婦学校での近代的な看護を学び看護婦となった。その後、アメリカでの研修を積み、帰国後さらに先進的で専門的な看護を実践・教育するとともに、執筆活動を通して衛生思想の普及のために活躍し、日本の看護の質の向上に尽力した。看護婦という新しく自立した専門職の道を自ら切り開いた人生であった。 彼女の看護キャリアには幾つかのコーナーストーンがあったと考えられる。その一つは、A. コルビーやF.ガードナーなどアメリカン・ボードの女性宣教師たちとの出会いである。それが梅花女学校での学びにつながり、高い教養や英語力だけでなくキリスト教へのマインドをさらに深めることができた。もう一つは、京都看病婦学校での宣教看護婦L. リチャーズとの出会いである。てつはL. リチャーズの傍らで看護の講義や演習、実習に至るまで通訳、さらに通訳を介して診療や看護教育が円滑にすすむような役割をも担う中で、すぐれた看護の実践や教育への興味をさらに深めることができた。そしてもう一つ、看病婦学校卒業後、アメリカの病院での研修を経験したことである。帰国後は、さらに先進的で専門的な看護を実践・教育、執筆活動など、使命感をもって日本の看護の質の向上に努めた。, 論文}, pages = {37--44}, title = {同志社と看護:京都看病婦学校第一回卒業生伊藤てつの看護キャリアから}, volume = {73}, year = {2023}, yomi = {オカヤマ, ヤスコ} }