@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002343, author = {千代間, 泉 and CHIYOMA, Izumi}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20220331-153, 京都府亀岡市を発着点とする保津川下りについて、西洋人の最も初期の乗船についての詳細を、新出史料であるHiogo News 印刷、Stray Notes on Kioto, Second Edition, Revised (1878)(以下SN)から調査した。SN は、京都に限定した観光ガイドブックであり、Celebrated Places in Kiyoto and the Surrounding Places(1873)(以下覚馬名所案内)に次いで古い名所案内である。作者は現在のところ不明である。初版(1874、兵庫にて印刷)、第2 版(1876、横浜にて印刷)には、「川下り」の項目はないが、改訂第2 版に初めて、「1876 年に最初に急流を下った内の一人」である西洋人の手記を引用した。また、キーリング編纂によるTourists’ Guide(1880)(以下TG)の「川下り」は、SN の編集物であったことが明らかになった。その後の「川下り」の初期の発展について、アーネスト・サトウ、ホーズによるA Handbook for Travellers in Central and Northern Japan(1881)(以下HT)と第2 版(1884)、チェンバレンとメイソンらの第3 版(1891)、第9 版(1913)から調査した。動的な自然体験である「川下り」の人気、知名度の高まりは、古都京都に近接し、乗船場への交通機関の発達があったこと、伝統的な和舟と安全性とのギャップ、適度な乗船時間、いつでも乗れる気軽さ、英文ガイドブックの迅速な新情報と魅力の提供、などの要因から「川下り」は京都観光には欠かせない名所に発展した。}, pages = {153--171}, title = {英文ガイドブックからみた明治初期の「保津川下り」の始まりと発展}, volume = {22}, year = {2022}, yomi = {チヨマ, イズミ} }