@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002341, author = {飯塚, ひろみ and IIZUKA, Hiromi}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20220331-109, 本稿は、ルネ・シフェールによる『源氏物語』のフランス語訳『Le Dit du Genji』の中から「あはれ」が詠まれた作中和歌を抽出し、「あはれ」に該当する訳語について論じたものである。第1 節で「あはれ」の訳語を要素別に整理し、第2 節以降で原歌と翻訳を詳細に考察した。一連の考察の結果として、「あはれ」の訳語として20 種の語が確認でき、「秋のあはれ」を表す語としての「mélancolie」(愁い、憂鬱)の固定的な使用(第2 節)や、「pitié」(哀れみ)が他者からのそれを求める訳として用いられていること(第4 節)、「情景」を表す場合と「人の心」を表す場合で用いられる訳語が異なること(第5 節)、詠嘆の間投詞「las」が故人に向けた歌に用いられていること(第8 節)などが明らかになった。}, pages = {109--125}, title = {ルネ・シフェール訳『源氏物語』の作中和歌における「あはれ」の考察}, volume = {22}, year = {2022}, yomi = {イイヅカ, ヒロミ} }