@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002340, author = {原田, 朋子 and HARADA, Tomoko}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20220331-85, 「ついに」「とうとう」「ようやく」「やっと」は類義語として度々扱われるが、本研究ではテキストマイニング手法と目視1 の両面から、多角的に分析を行い、且つ全体像を俯瞰した。その上で、「ついに」「とうとう」と「ようやく」「やっと」を二つのグループに分け、異同や互換性を明らかにした。 特に、高頻度のものだけでなく、各々がかかる共起表現を全て可視化2 し、有意義な結果を得た。そして、これらの副詞がかかる用言の用法に関しては、テキストマイニングを用いた大量の用例数の分析から再現性の高い結論を導き出した。形態的考察では、いずれも現在(未来)、過去・完了の用言を伴うが、過去・完了とより結びつきやすく、「ようやく」「やっと」は否定形にかからないことが実証された。が実証された。 意味的観点からは、4 名の日本語母語話者で判定することで、1 人の判定による語感の揺れを補った。事態の結着の最終局面か実現過程か、どちらを踏まえているかのみならず、「ようやく」「やっと」には時間性の他にも、空間や数量の限界レベルの意味を含有し得ることが認められ、「とうとう」は「ついに」よりマイナス傾向のコンテキストで使用されることがある等々の差異を明らかにした。}, pages = {85--108}, title = {「ついに」「とうとう」「ようやく」「やっと」についての一考察 : テキストマイニング手法と目視による分析を通して}, volume = {22}, year = {2022}, yomi = {ハラダ, トモコ} }