@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002160, author = {菅沼, 幸子 and SUGANUMA, Sachiko}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20210331-1, Willam Faulkner(18971962)は、本稿で取り扱うThe Sound and the Fury(1929)の中で、アメリカ南部の人種や社会、文化、経済の状況を表現している。本稿では、Faulkner が、人種と共にどのようにジェンダーに焦点を当てているかを、脇役ではあるが重要な登場人物である、アメリカ南部の旧家Compson 家の黒人乳母Dilsey Gibsonの描かれ方に注目して分析を試みた。 Dilsey とFaulkner 家の乳母であったCaroline(Callie)Barr(不詳1940)との比較、Dilsey と主要登場人物であるCompson 兄弟との関係構築の在り方、Faulkner がDilseyに与えた宗教的啓示の体験、さらに、Dilsey が自らの決断によって得た精神の真の解放について順次述べることにより、論考を進めたい。 そして、Faulkner の創造した黒人女性Dilsey に与えられた温情は、彼女にとって、結局どういう価値があったのか、解き明かしてみたい。}, pages = {1--21}, title = {黒人乳母Dilsey:Faulkner のDilsey に対する温情主義のゆくえ}, volume = {21}, year = {2021}, yomi = {スガヌマ, サチコ} }