@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002149, author = {吉海, 直人 and YOSHIKAI, Naoto}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20200331-L1, 「萎ゆ」は衣装の糊気が落ちることだが、継子譚ではそれが経済的不如意を象徴することで、継子苛めを読み取ることができる。一方、男主人公はヒロインの「萎え」た衣装を垣間見ることで、救済願望を発動させるのである。ただし経済的不如意とは無縁の「萎え」た衣装も存在する。それはもともとやわらかな〈萎(柔)装束〉である。男性の場合は直衣がそれに該当し、女性の場合は下着に用いられる用例が多い。それもあって「なよ」系の用語は、人物の美的形容と衣装の形容の混同が生じているようである。「萎え」た衣装からは、そういった情報を正しく読み取る必要がある。}, pages = {1--16}, title = {『源氏物語』「萎ゆ」考:そのプラスとマイナスと}, volume = {20}, year = {2020}, yomi = {ヨシカイ, ナオト} }