@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002148, author = {菅沼, 幸子 and SUGANUMA, Sachiko}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20200331-81, 文学翻訳の場合、原作のテーマや雰囲気をできるだけ忠実に受け取りたい。なぜなら、原作とできるだけ同程度の価値のものを読みたいからだ。しかし、どうすればそのようなことが可能になるのだろうか。本稿では、翻訳に関する多様な要素の中から、文体に着目し、現存する翻訳を分析比較することによって、先達の知見を得たい。 本稿では、ST(Source Text)として、「意識の流れ」小説として特殊な文体で知られるWilliam Faulkner(1897-1962)によるThe Sound and the Fury(1929)を取り上げる。この小説の各章の語り手で登場人物でもある三人の人物の、それぞれ特徴ある語りの文体を、1 パッセージずつ抽出した。個々の場面では、翻訳者の原文解釈の違いが翻訳文の違いとなって現れていることはあるが、どの翻訳者も原作のテーマや全体的な文体の雰囲気を翻訳に移動させるため、翻訳文の運びに工夫をこらしていることが、具体的な事例を通してわかる。}, pages = {81--103}, title = {The Sound and the Fury におけるCompson 三兄弟の語りの翻訳:4 翻訳の分析を通して}, volume = {20}, year = {2020}, yomi = {スガヌマ, サチコ} }