@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002145, author = {飯塚, ひろみ and IIZUKA, Hiromi}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20200331-19, 本稿は、和歌を翻訳する際に必ず直面する修辞法のうち、枕詞・掛詞・縁語・同音反復について、百人一首のフランス語訳を対象として論じたものである。それぞれの修辞法を含む歌を百人一首歌の中から5 首取り上げ、先行する4 種類のフランス訳に おける手法を考察し、さらに稿者によるフランス語訳の実践を試みた。結果として、先行訳については、枕詞の直訳的な翻訳が歌意を損ねる結果になっていることや、掛詞や縁語へのこだわりがそれほど顕著でなかったことなどが明らかになった。稿者の 実践では、修辞法を意識しつつ、リズムにもこだわった翻訳を試みる過程において、翻訳の際に日本語の音を再現することの可能性や和歌の型(5-7-5-7-7)の保持の是非について考えるきっかけを得、より良いフランス語訳をするための方法を探ることができた。百人一首のさらなる世界への広まりに有意義な実践であったと考える。 なお、考察・翻訳実践対象としたのは、3 番歌「足引きの」・9 番歌「花の色は」・27 番歌「みかの原」・55 番歌「滝の音は」・60 番歌「大江山」の5 首である。}, pages = {19--30}, title = {和歌の修辞法の翻訳に関する考察と実践:百人一首のフランス語訳を対象として}, volume = {20}, year = {2020}, yomi = {イイヅカ, ヒロミ} }