@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00000213, author = {伊賀, 勝美 and IGA, Katsumi}, journal = {同志社女子大學學術研究年報, Doshisha Women's College of Liberal Arts annual reports of studies}, month = {Dec}, note = {application/pdf, AN0016561X-20141224-23, フルボキサミン (薬物間相互作用DDIを惹起する強力な薬剤) の経口投与後の血中濃度 (Cb) および肝内血中濃度 (Chb) の予測を行うために、3-コンパートメントを基本にした生理学的薬物動態解析モデル (3-Comp PBPK) および肝抽出機構としてtubeモデルを仮定した方法を構築し、数値微分法に依存しないでCbおよびChbの計算を可能にする数式を導くことができた。  CLtot、FおよびVdssに実際の値を代入する条件で、フルボキサミン、プロプラノロール、イミプラミンおよびタクリンの単回定速静注および経口投与後のCbの時間推移を計算した結果、Cbの時間推移は実際の推移にほぼ一致する結果が得られた。さらにそのシミュレーション結果に基づきChbの時間推移を予測することができた。またフルボキサミンにより惹起されるDDIの測に有用と思われる反復投与 (50mg BID) におけるフルボキサミンの平均肝内血中濃度 (mean Chb) を推定してみると100nMとなり、最高血中濃度 (maximal Cb)に対する最高肝内血中濃度 (maximal Chb) の比は2.3となった。  フルボキサミンおよびタクリンは経口投与時のバイオアベイラビリティが比較的大きい値を示すものの、全身クリアランスは肝血流にほぼ等しい、あるいはそれを上回る値を示すことが指摘される。その機構については、それらの薬物が静脈内投与される投与量の大半が直接肝臓内に分布することを仮定することにより、説明することができた。DDIを予測する上で重要となるDDI惹起薬物の肝内血中濃度の予測方法については、本方法は正確さ、およびだれもが容易に使える方法として最も優れたものといえる。, 論文}, pages = {23--41}, title = {3-コンパートメントを基本とした生理学的薬物動態解析モデルを用いたフルボキサミンの経口投与後の肝内血中濃度の予測}, volume = {65}, year = {2014}, yomi = {イガ, カツミ} }