@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002111, author = {松井, 佳子 and 吉海, 直人 and MATSUI, Keiko and YOSHIKAI, Naoto}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20170331-L47, 『源氏物語』の「にほひやか」について、嗅覚的な美的形容なのか興味を抱き考察した。その結果、嗅覚に関しては消失していた。そのかわり用例を男女に分類すると、男性は光源氏系、女性は頭中将系、さらに否定形は朱雀院系の人々が主に用いられていることが明らかになった。また他の形容詞・形容動詞との関係について、「あて」「なまめく」とは相容れないものであり、だからこそ否定形と併用されている。さらに「ほほ笑み」「笑ひ」の併用については、笑顔が本心を隠す仮面の役割を担っていることがわかった。「にほひやか」は美的表現でありながら、「ほほ笑み」「笑ひ」と併用されることで、それが美的な仮面として機能するのみならず、その裏に動作主の本心が隠されていることを結論としたい。}, pages = {47--58}, title = {『源氏物語』「にほひやか」考}, volume = {18}, year = {2018}, yomi = {マツイ, ケイコ and ヨシカイ, ナオト} }