@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00002108, author = {オルショヤ, カーロイ and Orsolya, KÁROLYI}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20170331-85, 日本の文学作品で一番多く英訳されている『百人一首』の英訳についての研究は数少ないが、その数少ないものの中に一番多く考察されているのは初期の英訳である。しかし、その後の英訳について言及するものが少なく、川村ハツエ氏の『TANKA の魅力』でも1982 年の翻訳までしか紹介されていない。そのため、本稿ではそれ以降の翻訳に焦点をあて、翻訳史をまとめる。英訳を調べながら、その一般的な目的と異なる、英語の勉強を目的とする「バイリンガル本」的な要素を確認できた。この要素はプラスの面もあれば、マイナスの面もある。プラスの面としては、『百人一首』のことを広い読者層に知ってもらえる面があげられる。一方、マイナスの面としては、翻訳の簡略化、和歌の修辞法の省略があげられる。このマイナスの面を考察すべきと 考え、本稿では英訳史をまとめてから、『百人一首』の英訳の「バイリンガル本」的な要素についても考察し、簡略化によって和歌の深みが失われてしまう恐れがあると結論付けた。}, pages = {85--104}, title = {『百人一首』の英訳史:1984 年からの訳を中心に}, volume = {18}, year = {2018}, yomi = {オルショヤ, カーロイ} }