@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00001984, author = {桝本, 妙子 and Masumoto, Taeko and 三橋, 美和 and Mitsuhashi, Miwa and 橋本, 秀実 and Hashimoto, Hidemi}, month = {Feb}, note = {application/pdf, AA12746582-20210205-19, 目 的:保健師の行うネットワーク形成のプロセスと保健師の役割を明らかにすることを目的とした。 方 法:文書及び口頭にて同意を得た保健師を対象に,ネットワーク形成のプロセスと調整した関係機関,関係職種等について半構成的インタビューを行った。分析方法は,逐語録から意味のわかる最小単位の文章に分解し,整理統合しながら抽象度を高め,サブカテゴリー,カテゴリー,大カテゴリーを抽出した。  結 果:面接した内容から,(1)《ネットワーク形成の基盤》,(2)《ネットワーク形成のプロセス》,(3)《保健師の果たした役割》の3 つの大カテゴリーに分類できた。さらに, (1)の《ネットワーク形成の基盤》は①【保健所の基盤】と②【地域の力量】の2 つのカテゴリーで,(2)の《ネットワーク形成のプロセス》は①【退院の連絡と方針の決定】,②【退院前の多機関調整・連携】,③【退院時の対応】,④【退院後の 調整・連携】の4 つのカテゴリーで,(3)《保健師の果たした役割》は①【業務担当保健師と管理職保健師の役割】,②【保健師の強み】,③【大事にしていること】の3 つのカテゴリーで構成された。  結 論:保健師が行うネットワーク形成のプロセスとしては,退院前の調整,退院時の対応,退院後の調整の3 つの段階に区分された。これらの調整において保健師が果たした役割は,保健,医療,福祉,消防など,地域の多様な関係機関,関係職種と連携をとり調整していたことであった。具体的には,(1)保健所が公衆衛生の専門的,技術的拠点としてリーダーシップを発揮し,所属する保健師もその役割を果たしていた。(2)保健師の強みを生かした役割が発揮され,保健のみでなく,医療,福祉,消防など,地域の多様な関係機関,関係職種と連携をとり調整していた。(3)これらの調整を行うにあたり,業務担当保健師と管理職保健師のそれぞれの役割分担も有効に行われていた。(4)保健師が最も大切にしていたことは,「顔の見える関係づくり」であった。, 資料}, pages = {19--27}, title = {保健師の行うネットワーク形成のプロセスと役割}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {マスモト, タエコ and ミツハシ, ミワ and ハシモト, ヒデミ} }