@phdthesis{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00001597, author = {田中, 教子 and TANAKA, Noriko}, month = {2018-05-10, 2018-05-10}, note = {2017, application/pdf, 斎藤茂吉が『柿本人麿』や『万葉秀歌』を著したのは一九三三(昭和八)年以降であるが、彼の万葉集研究は早く明治の和歌改革の気運のなかではじまっている。その中心は自らの作歌に資するための「声調」の分析であり、そうした分析を行なうと同時に彼は実作に転化したとみられる。しかし、彼の「声調」の概念はあまりに曖昧に感じられる。そのため、これまでほとんどまともに論じられ来なかったが、声調を「屈折」「ゆらぎ」「波動」「圧搾」「顫動」物理学現象に喩えて呼ぶのは一種の分類意識であり、単に恣意的にのみ捉えているわけではないと考えられる。そこで、本稿では、茂吉のいう「屈折」「ゆらぎ」「波動」「圧搾」「顫動」をくわしく検証し、あわせてヨーロッパ文学の影響についても考察を加えながら、茂吉の万葉集の声調分析と実作の関係を明らかにしてゆく。}, school = {同志社女子大学}, title = {斎藤茂吉の万葉集評価語彙と物理学など~ その作歌への応用 ~}, year = {}, yomi = {タナカ, ノリコ} }