@article{oai:dwcla.repo.nii.ac.jp:00001538, author = {オルショヤ, カーロイ and Orsolya, Károlyi}, journal = {同志社女子大学大学院文学研究科紀要, Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {application/pdf, AA11551704-20170331-49, 百人一首の初英訳は1865 年に、F. V. Dickins 氏によって作られた。Dickins 自身がその後、2 回も翻訳を試み、その他も数多くの英訳が作られ、その数はこれまで20訳以上に上っている。それらの英訳のほとんどに歌のローマ字翻字も記されており、17 番の在原業平の歌の翻字を調べてみたところ、歌の枕詞「ちはやぶる」が濁音で表記される翻字もあれば、清音で表記されるものもあった。日本においての享受史を調べてみたところ、以前「ちはやぶる」を清音で表記する時期もあった。例えば、明治・大正時代のものだと思われるかるたの札を見てみると、ほとんどが清音表記になっている。そこで本稿においては、「ちはやぶる」のローマ字翻字と、英語圏、また日本における享受について検討し、この枕詞を濁音ではなく、清音で表記するべきだと結論付けた。}, pages = {49--59}, title = {百人一首の英訳から見る「ちはやぶる」表記の変遷}, volume = {17}, year = {2017} }